事業内容
Our The works
バイオディーゼル燃料(BDF)の製造
協力企業約2,000社より、使用済み食用油を専用車両で回収。徹底した厳しい品質管理の下、前処理(不純物除去)、攪拌、熟成などの工程を経て、月間10万リットルのBDFを製造しています。環境負荷を減らす独自の技術に加え、外食産業から廃油を買い取る仕組みを確立した当社の製造方法は、現場収支の改善なども期待できるため、産官学の各分野から注目を集めています
主な認証・実績
- ●消防署の認可(完成検査済証)
- ●平成19年度農林水産省「バイオマス地域利活用補助事業」に採択(平成23年度まで)
- ●エコ事業所登録証(福岡県知事・平成23年4月1日認証)
- ●「バイオ燃料九州地区協議会」を設立
バイオディーゼル燃料の製造過程
- 廃食用油回収
-
1
前処理タンクで不純物を除去
-
2
廃油タンクにて
原料化した油を貯蔵 -
3
攪拌機(3台)で廃食用油を
攪拌してBDFへ -
4
熟成タンク(3台)にて
BDFを熟成 - BDFは
地下パイプラインを通って
インタンクで保管 -
5
給油計量器で
1日(月間)の給油量を管理 -
自社トラック約5割が給油
車検証切り替え済車両
バイオディーゼル燃料とは?
回収する廃食油は、使用済みの植物油。ゴマや菜種油、コーン、ナッツなど、すべて植物由来の油です。原料の植物は、成長過程において大気中の二酸化炭素を吸収しているため、燃料として燃やしても、もともと大気中に存在している以上の二酸化炭素を発生させることはありません。この「カーボンニュートラル」という考え方から生まれたのが、環境保全に役立つエネルギーとして期待されているバイオディーゼル燃料です。